Vol.16
ジプシー&ヌネットの大ファン!? 画家・加藤美紀さんインタビュー❤︎

人生を思いっきり楽しむパリジェンヌのライフスタイルを、毎日のメイクやスキンケアを通してお届けする「ポール & ジョー ボーテ」。
ハッピーでチャーミングな世界観やあのヒットコスメの誕生秘話など、これまであまり語られてこなかったブランドの秘密を、ここで少しずつお話していこうと思います。
第16回目のテーマは「画家・加藤美紀さんと猫」。2月22日は、日本における「猫の日」ですね。デザイナー ソフィーの愛猫たちがブランドアイコンになっているように、ポール & ジョーにとっても特別な日です。そこで今回は、今年の『CAT DAY COLLECTION』のイラストを描きおろしてくださった画家の加藤美紀さんにインタビュー! 限定デザインのこと、猫への想い、ジプシー&ヌネットの印象、猫の日にしたいことなどなど・・・猫愛たっぷりに語っていただきました。
TEXT/NAOMI SAKAI
2025.2.5
Vol.16 ジプシー&ヌネットの大ファン!?
画家・加藤美紀さんインタビュー❤︎

人生を思いっきり楽しむパリジェンヌのライフスタイルを、毎日のメイクやスキンケアを通してお届けする「ポール & ジョー ボーテ」。
ハッピーでチャーミングな世界観やあのヒットコスメの誕生秘話など、これまであまり語られてこなかったブランドの秘密を、ここで少しずつお話していこうと思います。
第16回目のテーマは「画家・加藤美紀さんと猫」。2月22日は、日本における「猫の日」ですね。デザイナー ソフィーの愛猫たちがブランドアイコンになっているように、ポール & ジョーにとっても特別な日です。そこで今回は、今年の『CAT DAY COLLECTION』のイラストを描きおろしてくださった画家の加藤美紀さんにインタビュー! 限定デザインのこと、猫への想い、ジプシー&ヌネットの印象、猫の日にしたいことなどなど・・・猫愛たっぷりに語っていただきました。
TEXT/NAOMI SAKAI
-今回、猫の日を記念した『CAT DAY COLLECTION』のイラストを描いていただきましたが、もともとPAUL & JOEというブランドはご存知でしたか?
もちろん!じつは私にとっての憧れのブランドのひとつで、ポール & ジョーの服を買うときは今でもドキドキしてしまいます。華やかでキュートでエレガント、そしてどこか懐かしさも感じる色使いやデザインが素敵ですよね。ポール & ジョーといえば花柄ですが、それと同じぐらい猫ちゃんたちもブランドシンボルとして世界中を魅了していますよね。ほんとに愛くるしくて大好きです。今回オファーを頂いたことはとても光栄ですし、心ときめく素晴らしい経験になりました。
-そう言っていただけてとっても嬉しいです!
『CAT DAY COLLECTION』の愛らしいデザインに、ブランドデザイナーのソフィーも大変感激していました。でもなぜ、ジプシー&ヌネットを“LUCKY CAT”にしたのでしょうか?
日本を代表する猫といえば、もちろん「招き猫(LUCKY CAT)」ですよね。
幸運を招く縁起物として、いまや世界でも有名です。
世界的なブラントであるポール & ジョーだからこそ、日本文化を織り混ぜた和洋折衷の作品が良いのではないかと思い、このアイデアが一番に浮かびました。
「もしポール & ジョーの猫ちゃんたちがこのポーズをとったならどんなに可愛いだろう?」
「みなさんに幸福を招いてくれたらどんなに幸せだろう」、そして「ぷにぷにの肉球も見てみたい!」という個人的な欲求も相まって(笑)、このデザインが完成しました。
ジプシーとヌネットの個性を活かしながらも、実際には無理のあるポーズをリアルな印象に描くこと、そして、日本の代表的な花である桜の花輪で猫ちゃんたちを包み、ポール & ジョーらしい色で柔らかく美しい印象になるように心がけました。新しいスタートを迎える季節、みなさんへの“美しいお守り”になったら嬉しいです。
クリザンテームの初期のデザイン

-デザイナー ソフィーの愛猫ジプシーとヌネットを描いていただきましたが、2匹の印象はいかがでしたか?
ジプシーはペルシャ猫なだけに、豪華な白い毛並みが魅力ですね。時にエレガントに、時にモシャモシャに。その長い毛によって生まれる陰影でちょっと不機嫌そうに見えるお顔もたまらなく可愛いです(笑)。
ヌネットは、ふくふくとした短く茶色い毛と太いしっぽ、そこにちょこんとある手にキュンとします。警戒心たっぷりの表情をしたと思ったら、途端にクリクリの目でキョトン顔。猫ちゃんたちのくるくる変わる表情に心を射抜かれ、この気持ちを表現したいと思っているうちに、すっかり2匹のファンになっていました。
ジプシーのインスタ @gipsythechat をフォローしているのですが、いつもイラストでしか見られないジプシーとヌネットの動画や写真がとっても可愛らしくてたまりません。画像を見ながら思わずナデナデしてしまいたくなります(笑)。
-ソフィーが聞いたら喜びそうです(笑)。加藤さんの絵にはたくさんの動物が登場しますが、猫もたくさん描かれているように感じました。加藤さんはもともと猫がお好きだったのでしょうか?
もちろん、猫は大好きです!
私の作品では、神獣(麒麟や龍、鳳凰)が多く登場しますが、実際の動物の出演では、確かに猫がとても多いですね。猫は、神代の時代から人と共同生活をする動物で、海外ではかつて神や神使に祀り上げられたこともありましたし、日本でも、養蚕や穀物栽培の害獣から私たちの生活を守る素晴らしいパートナーとして古くから愛されてきました。現在の私たちの生活では、猫ちゃんを家族として日常を共にしています。
このような背景もあり、私の作品ではさまざまな猫と女性の織りなす描写が垣間見られます。
作品名『珊瑚』『オーパル』『プラチナ』では、異なる指輪と猫をモチーフに、女性のそれぞれの心情を表現しました。また、『猫様に忠誠を誓う』では、“自分の猫こそ神!”という猫への愛情を表現すべく、美しい神職の女性と共に描きました。
-「猫」は、加藤さんにとってどんな存在ですか?
猫は飼い主を好きなくせに、「好き」と言ってくれないツンデレな印象があります。それだけに側にきてくれただけで有頂天となり虜になる。猫は私たちにとって愛すべき小悪魔なのかもしれませんね。猫はとても身近な存在であり、存在そのものが癒し。見ているだけでその可愛さに心が穏やかになり、触るとその柔らかさと温かさで幸せに満ちあふれた気持ちになれます。隙あらばお腹に顔を埋めて匂いを嗅いでいたいほど(笑)。
一方で、神秘的で魅惑的で不思議で、作品をイマジネーションする上でも、なくてはならない存在でもあります。現実世界からファンタジーまで、どんな世界でもそのミステリアスな力ですり抜けていき、物語のイメージを膨らませてくれます。特に、私の作品で鍵となる“異界の住人や案内人”としての猫は、鑑賞者の創造力を掻き立ててくれるとても重要な存在です。

-2月22日は日本における「猫の日」です。猫とともにある幸せに感謝する日だそうです が、加藤さんは猫の日にどんなことをして過ごしたいですか?
ヨーロッパ、アメリカ、アジアなど、文化や歴史の異なる国々で、独自の「猫の日」を祝う記念日があるそうですね。日本の「猫の日」は“にゃんにゃんにゃん”の語呂合わせからだとか。猫と共に暮らし、名もない日々の幸せを再確認する日、それが日本の「猫の日」なのかもしれません。私は、魅力的で美しい猫ちゃんを描く作品を想像しながら、その幸せに感謝する日にしたいと思います。
→今年も猫の日を記念した「CAT DAY COLLECTION」が登場❤︎
画家の加藤美紀さんが描きおろした、”LUCKY CAT”に扮したジプシー&ヌネットの愛らしいデザインを今すぐチェックして!

-デザイナー ソフィーの愛猫ジプシーとヌネットを描いていただきましたが、2匹の印象はいかがでしたか?
ジプシーはペルシャ猫なだけに、豪華な白い毛並みが魅力ですね。時にエレガントに、時にモシャモシャに。その長い毛によって生まれる陰影でちょっと不機嫌そうに見えるお顔もたまらなく可愛いです(笑)。
ヌネットは、ふくふくとした短く茶色い毛と太いしっぽ、そこにちょこんとある手にキュンとします。警戒心たっぷりの表情をしたと思ったら、途端にクリクリの目でキョトン顔。猫ちゃんたちのくるくる変わる表情に心を射抜かれ、この気持ちを表現したいと思っているうちに、すっかり2匹のファンになっていました。
ジプシーのインスタ @gipsythechat をフォローしているのですが、いつもイラストでしか見られないジプシーとヌネットの動画や写真がとっても可愛らしくてたまりません。画像を見ながら思わずナデナデしてしまいたくなります(笑)。
-ソフィーが聞いたら喜びそうです(笑)。加藤さんの絵にはたくさんの動物が登場しますが、猫もたくさん描かれているように感じました。加藤さんはもともと猫がお好きだったのでしょうか?
もちろん、猫は大好きです!
私の作品では、神獣(麒麟や龍、鳳凰)が多く登場しますが、実際の動物の出演では、確かに猫がとても多いですね。猫は、神代の時代から人と共同生活をする動物で、海外ではかつて神や神使に祀り上げられたこともありましたし、日本でも、養蚕や穀物栽培の害獣から私たちの生活を守る素晴らしいパートナーとして古くから愛されてきました。現在の私たちの生活では、猫ちゃんを家族として日常を共にしています。
このような背景もあり、私の作品ではさまざまな猫と女性の織りなす描写が垣間見られます。
作品名『珊瑚』『オーパル』『プラチナ』では、異なる指輪と猫をモチーフに、女性のそれぞれの心情を表現しました。また、『猫様に忠誠を誓う』では、“自分の猫こそ神!”という猫への愛情を表現すべく、美しい神職の女性と共に描きました。
-「猫」は、加藤さんにとってどんな存在ですか?
猫は飼い主を好きなくせに、「好き」と言ってくれないツンデレな印象があります。それだけに側にきてくれただけで有頂天となり虜になる。猫は私たちにとって愛すべき小悪魔なのかもしれませんね。猫はとても身近な存在であり、存在そのものが癒し。見ているだけでその可愛さに心が穏やかになり、触るとその柔らかさと温かさで幸せに満ちあふれた気持ちになれます。隙あらばお腹に顔を埋めて匂いを嗅いでいたいほど(笑)。
一方で、神秘的で魅惑的で不思議で、作品をイマジネーションする上でも、なくてはならない存在でもあります。現実世界からファンタジーまで、どんな世界でもそのミステリアスな力ですり抜けていき、物語のイメージを膨らませてくれます。特に、私の作品で鍵となる“異界の住人や案内人”としての猫は、鑑賞者の創造力を掻き立ててくれるとても重要な存在です。

-2月22日は日本における「猫の日」です。猫とともにある幸せに感謝する日だそうです が、加藤さんは猫の日にどんなことをして過ごしたいですか?
ヨーロッパ、アメリカ、アジアなど、文化や歴史の異なる国々で、独自の「猫の日」を祝う記念日があるそうですね。日本の「猫の日」は“にゃんにゃんにゃん”の語呂合わせからだとか。猫と共に暮らし、名もない日々の幸せを再確認する日、それが日本の「猫の日」なのかもしれません。私は、魅力的で美しい猫ちゃんを描く作品を想像しながら、その幸せに感謝する日にしたいと思います。
→今年も猫の日を記念した「CAT DAY COLLECTION」が登場❤︎
画家の加藤美紀さんが描きおろした、”LUCKY CAT”に扮したジプシー&ヌネットの愛らしいデザインを今すぐチェックして!